□用語集

◆マイクロマシン
 超小型機械のこと。大きさの定義はまちまちであるが、mmオーダーからμmオーダーの機械構造をいう。
一般に動くものをいうが、流路などデバイス自体が動かないものも含まれる。
世界的にはMEMS(Micro Electro Mechanical System)と言われるが、
日本やヨーロッパでは、マイクロマシンということが多い。

◆ナノマシン
 ナノマシンとは(一ナノm=十億分の一m)0.1〜100nmという
極々小さいウィルス程度の大きさの機械のことを指す。
(広義ではもう少し大きい微生物サイズのものも指す)
義体は勿論、現在は生身の人間の(主にDNAを用いた)病気の治療などにも欠かせない技術。
 寸法がナノメートルオーダーの極端に小さな構造は、
走査型プロープ顕微鏡(SPM)の技術などを用い原子や分子を動かすような方法で作れるが、
これは「ナノマシニング」と呼ばれる。

◆電脳
 マイクロマシン経由で脳の電気信号をキャッチし、集め、外部ネットワークと直接接続する機能。
導入すると、他者との通信やネットワークへの接続が可能となる。
電脳化した者同士であれば、自分の視覚情報や触覚、
さらには感情まで相手に伝えることができる。
 この技術により、有線・無線などで他者の脳の深部まで入り込むことも可能となった。
コンピュータのようにウィルスを仕込んだり、
不正アクセス、記憶操作(消去・書込み)、
さらには身体そのものを乗っ取ることもできるようになってしまった。
 これに対抗するのがいわゆるファイアーウォールの役目を果たす「防壁」と呼ばれるものである。
防壁には何種類かあり、相手に対してダメージを与える「攻勢防壁」、
特定の別ネットワークに強制的に転送されてしまう「転送防壁」、
あらかじめ自分とネットワークの間に挟み込むことで
自分に侵入されるのを防ぐ「身代わり防壁(ハードウェア)」などがある。

◆義体
 身体の一部を機械と置き換えること。 一部分のみの場合は「部分義体」、全身(脳と脊髄の一部を除く)の場合は
「全身義体」(いわゆる「サイボーグ」と同意)と呼ばれる。
全身義体化する場合は、電脳化することが必須となる。
 身体全体のうち、どのくらいを義体化しているかを示す指標を「義体化率」と呼ぶ。
全身義体を九十八パーセントとし(残り二パーセントは脳)、部分になるごとに減っていく。
PMC(民間軍事企業)の採用条件には、義体化率が指定されている場合もある。

◆支援AI
 電脳内において、一定のコマンドを人に代わって行うプログラム。
簡単なマクロのようなものもあれば、人工知能を搭載していてある程度人と同じ思考を持って
自動的に状況判断し動くものもある。

◆IRシステム(Integration Recording System)
 各種主要道路、コンビニ、銀行、ATM、駅等公共施設等に取り付けられた
監視カメラを一括管理するシステム。
開発元は通産省で、管理も通産省が行っているが、警視庁もこのシステムを利用することができる。
また電脳化している警察官は自らが見ているものをIRシステムに送り込むことができ、
捜査や逮捕の記録としても使われる。

◆電族
 ハッカーとほぼ同意だが、悪意を持った行動しか起こさない者を特にこう呼ぶ。

◆ガイノイド
 アンドロイド(ロボット)の中でも特に女性型のもののことを言う。
性行為機能がついているガイノイドをセクサロイドという。


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